
沈黙のパレード (文春文庫 ひ 13-13) - 東野 圭吾
うかうかしていたら読み落としていた、ガリレオシリーズ第9作目。
もう次作も出ているのにと慌てて読むことに。
シリーズ前作での結末が、湯川にかなりの影響を与えたんだなと感じる。
動機のある容疑者多数が絞られていき、さらに二転三転する事件解決の過程もおもしろかったけれど、真実がわかればいいというだけでなく、罪ある者への思いやりというか優しさというか、そんな姿勢が好ましく思えた。
湯川先生、もうほぼ変わり者体質は感じられないね。
物理的要素も少なめで、心情心理に傾いているぶん、情緒的な一冊でした。

