2018年09月29日

 グラスバードは還らない

グラスバードは還らない
グラスバードは還らない

マリアと蓮のシリーズ3作目。

透明度の変わる特殊ガラスの部屋で起きた殺人事件と、硝子鳥の謎が交錯する中、
希少動物の違法取引を追うマリアがビルの爆破に巻きこまれる。
ガラスの特殊性については興味深く、マリアの脱出劇にハラハラし、
交互に描かれるそれぞれのパートはなかなかスリリングでした。

ただ、肝となるガラスの迷路と硝子鳥の正体。
特殊ガラスは実存可能なのかもしれないけれど、医療系の奇病と同じ強引さを感じてしまいます。
密室の設定も複雑で、そうか!というすっきり感が得にくい。
硝子鳥の正体はむしろ想像しやすいけれど、描写に紛らわしく感じる部分も。

組立は複雑でしたが、エンディングは印象深いものでした。
何だかんだ言って、楽しみなのです。このシリーズ。
posted by てまり at 00:00| Comment(0) | 市川 憂人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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