まず、題名に惹かれた。 童唄の一節らしい。
60年代の末、健康薬品会社で働く4人の女性の20代から40代までの、人生それぞれが描かれる、とても濃い小説。
横暴な父の影響から無口で暗いと自覚する芹子、穏やかな家庭に育ち容姿に恵まれながら結婚に踏み切れない百合子、親の勧める見合い結婚で幸せになろうとする梅子、不倫の末知り合った男と結婚し働き続ける葵。
娘から妻に、母に、時には妻の立場を危うくする者だったり。
20年という年月は容姿も含めて全てが変えてゆくが、距離を保ちながらもお互いがSOSのよりどころとなっている女性たちの姿が新鮮。
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