2009年05月19日

パラドックス13


パラドックス13

パラドックス13

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2009/04/15
  • メディア: 単行本



3月13日13時13分13秒からの13秒間。
『P−13現象』の影響を受け、未知の世界へ取り残された13人のサバイバル物語。

あっという間に読み終えてしまった。
最初、この13秒間に何が起きるかわからないとわくわくしながら読み始めたが、13人に何が起きたのか、なぜ彼らなのかということはすぐわかってしまった。
それならそれで、元の世界に戻れるのか、どうすれば戻れるのか、そういう展開を期待したのだが、サバイバルとそれにおける人間関係、しかも ほとんどが会話文だけで成り立っているような状態で・・・
改心する悪役、ヒーロー、ちょっといじけた準ヒーロー、母親、恋人・・・と役柄もありきたりで都合が良すぎる。
そもそも世界規模の驚異というスケールはまったく感じられないし、人類創生を語り出したあたりはもうね、陳腐。前から感じていたことだけど、東野さんって女の役割とかこだわりすぎ。

それでも東野さんは巧みなので、先が読めても突っ込みどころ満載でも、それなりにおもしろくは読める。そう思って読めば、まぁ悪くはないです。
だとしても「エンターテインメントの最高傑作!」という帯は、どうかと思うよ。
posted by てまり at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東野 圭吾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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