![収穫祭 [単行本] / 西澤 保彦 (著); 幻冬舎 (刊) 収穫祭 [単行本] / 西澤 保彦 (著); 幻冬舎 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/513tXc6JlNL._SL160_.jpg)
暴風雨の夜、村の住人のほとんどが惨殺されるという事件が起こり、中学三年生の少年少女3人と、教師の川嶋が生き残った。
死亡した英会話教室講師のマイケル・ウッドワーズが犯人とされ、事件は終わったかに見えたが、9年後、再び同様の手口で殺人事件が起こる。
そしてマイケルの遺族が、生き残りの少年達に接触してきた。
最初の惨劇場面は、誰が何のために?そして川嶋の意図は?という大きな謎を残し、一気に読ませてくれた。
そして9年後。それぞれに成長した生き残りである少年たちが、記憶を失くすほどの事件を再び思い出す事態になることで、あらたな惨劇が始まるわけだが、これが何ともエログロでね・・・
大人同士、あるいは大人と子供のインモラルな関係、虐待、暴行、破壊衝動・・・
まぁ何しろ人が簡単に殺される、悪の標本状態。
かなり免疫はある方だと思うんだが、食傷気味。もたれてしまう。
真犯人を探すマイケルの遺族にしたって、とんでもない方向に走っちゃうし。
そもそもの発端であり、タイトルの意味を示す最終章にはなるほどねーと思ったし、最後がどうなるのか読まずにはいられない吸引力はあったけど、展開がどうも好きじゃない。
単純に大量殺人の謎解き、じゃないところが西澤風なのかなぁ








