2025年03月03日

 QED 恵比寿の漂流

QED 恵比寿の漂流 (講談社ノベルス) - 高田崇史
QED 恵比寿の漂流 (講談社ノベルス) - 高田崇史

出れば読んでしまう、QEDシリーズ。
今回の舞台は対馬。
海神、安曇磯良、素戔嗚といった人たちと恵比寿の話。
被害者が残した言葉の意味を解く、という意味では推理小説風でもありました。
何度も繰り返されるまつろわぬ人たちの話に加え、国生みの神話にも興味をそそられました。

posted by てまり at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高田 崇史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月27日

 猿田彦の怨霊

猿田彦の怨霊―小余綾俊輔の封印講義― 小余綾俊輔の歴史講義シリーズ - 高田崇史
猿田彦の怨霊―小余綾俊輔の封印講義― 小余綾俊輔の歴史講義シリーズ - 高田崇史

天孫降臨の際に道案内をしたとされる猿田彦の謎を追う、小余綾シリーズ。
庚申待ち、猿から猿田彦、そして皇位継承問題へと繋がっていく考察を、圧倒されながら楽しみました。
商家に嫁いですぐの頃、朝のうちはサルという言葉を口にしてはいけないと言われたことを思い出し、こんなところで繋がったとびっくり。
歴史は地続きでした。
posted by てまり at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高田 崇史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月18日

 江ノ島奇譚

江ノ島奇譚 - 高田 崇史
江ノ島奇譚 - 高田 崇史

江戸時代が背景ということで、通常とは多少雰囲気が違ったが、ウンチクの落ち着く先はいつもの製鉄と稲荷。やっぱり。
名刀誕生にまつわる狂言が付録されているが、これがなかなか面白かった。
posted by てまり at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高田 崇史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月06日

 古事記異聞 陽昇る国、伊勢

古事記異聞 陽昇る国、伊勢 (講談社ノベルス) - 高田崇史
古事記異聞 陽昇る国、伊勢 (講談社ノベルス) - 高田崇史

今回の舞台はついに伊勢。
QEDでも結局わかったような全然わかってないような?で、伊勢は難しい!という印象ばかりが残っているのだが、多少の慣れもあり、本書のほうが幾分わかりやすいですかね。
本当の祭神が誰なのか、千木が示すこととの関係は、など大変興味深く読みました。
持ち越されている謎の解明も楽しみ。

うんちくメインでキャラクターはさほど重要ではないけれど、千鶴子さんと御子神准教授の確執はちょっと気になります。
posted by てまり at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高田 崇史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月22日

 QED 神鹿の棺

QED 神鹿の棺 (講談社ノベルス) - 高田崇史
QED 神鹿の棺 (講談社ノベルス) - 高田崇史

鹿島神宮、香取神宮、息栖神社の東国三社にまつわる謎。

例によって殺人事件も起きますが、今回はわりと違和感なく謎解きの一部に組み込まれていた感あり。
繰り返し登場することでわかったような気になっている部分と、理解にはほど遠い部分があり、まあ今回もそんな感じで読み終えました。
ただ、なぜ鹿がいるのか、鹿が神に近い生き物とされているのは何故なのか、
その辺が少しもやもや。
posted by てまり at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高田 崇史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月15日

 QED 源氏の神霊

QED 源氏の神霊 (講談社ノベルス) - 高田 崇史
QED 源氏の神霊 (講談社ノベルス) - 高田 崇史

鵺退治の功績によって清盛に信頼を得ていた源頼政が、晩年平家打倒のため挙兵した謎を追う巻。

振り返れば学生時代から、○○合戦に明け暮れる日本史に興味が持てず、苦手でした。
でもQEDは引き込まれて読んでしまう。
人の行動や事件に込められた思いや意味を知ることが、歴史に興味を持つということなんだなぁと改めて思いました。
有名な合戦や伝説の多い源平ですが、何より安徳天皇の最期を思うと心が痛みます。
posted by てまり at 00:00| Comment(0) | 高田 崇史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月09日

 古事記異聞 鬼統べる国、大和出雲

古事記異聞 鬼統べる国、大和出雲 (講談社ノベルス) - 高田 崇史
古事記異聞 鬼統べる国、大和出雲 (講談社ノベルス) - 高田 崇史

島根の出雲大社から京都の出雲郷、そして拝殿から三輪山山頂を拝めない大神神社の謎から大和出雲の探索へ。
QEDでも読んだことがあるような内容ですが、このシリーズの方がわかりやすい気がします。
何より無駄な殺人事件が起こらなくなったのが良い。

なるほどー、へぇそうだったのかーと思うわりに神の名さえきちんと覚えきれないのですが、それなりに雰囲気はつかめたかと。
毎回、持統関連が興味深い。
出雲編から次は伊勢に向かうらしく・・・伊勢も本当ーーにわかりにくかったので、楽しみです。
posted by てまり at 00:00| Comment(0) | 高田 崇史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月12日

 試験に出ないQED異聞

試験に出ないQED異聞 高田崇史短編集 (講談社ノベルス)
試験に出ないQED異聞 高田崇史短編集 (講談社ノベルス)

デビュー20周年記念の短編集。
橘樹雅とタタル夫婦が出会う「木曾殿最期」以外は既刊からの再掲ということでちょっと残念に思っていたけれど、読んでみればまぁきれいに忘れていること。
おかげで、そういえばぴい君の名前って結局わからないままだったなぁなどと思い返しながら、普通に楽しめました。

「九段坂の春」はQEDの中でも一番好きなエピソードで、再読してもやっぱり良い。しみじみします。
自作解説風エッセイも付いていて、作者のいろいろな風味が楽しめる一冊。
まぁでもやっぱり、がっつり新作の方がうれしいですけどね。
posted by てまり at 00:00| Comment(0) | 高田 崇史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月31日

 古事記異聞 オロチの郷、奥出雲

古事記異聞 オロチの郷、奥出雲 (講談社ノベルス)
古事記異聞 オロチの郷、奥出雲 (講談社ノベルス)

出雲を探求していた橘樹雅が引き続き奥出雲へ向かい、素戔嗚尊と櫛の謎を探る巻。
櫛については前巻から引き続いての謎、楽しみでした。

神代の物語、神々の名前には勝者の意思が秘められ、力でねじ伏せられた歴史が刻まれていること、その大元に今では想像もできないような意味を持つ言葉がたくさんあることなど、頭が拓かれていくようでとても興味をそそられます。
水野教授の授業、受けてみたかったなぁ。
事件も起きますがそれはさておき、祟りが起こり得る仕組みにはなるほどと思うのでした。

次は元出雲、京都編になるようです。賀茂とか秦氏あたりか?
産鉄に関わることや素戔嗚については、たぶんQEDでも同じような解説があったと思うけど、本編はわりとわかりやすい気がします。
posted by てまり at 00:00| Comment(0) | 高田 崇史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月27日

 古事記異聞  鬼棲む国、出雲

古事記異聞 鬼棲む国、出雲 (講談社ノベルス)
古事記異聞 鬼棲む国、出雲 (講談社ノベルス)

民俗学に興味を惹かれ希望の研究室で院生としてスタートを切った橘樹雅は、研究と個人的願望のため出雲をテーマに選んだ。
しかし研究室を任された准教授の御子神に知識不足を指摘され、現地へと向かう。

出雲国風土記にまつわる謎に則して、出雲の秘められた真実を解き明かす一編・・・かと思いきや、新シリーズなんですね。
謎をめぐるのは民俗学研究室の橘樹雅。
縁結びが目当てという安易な選択をしたおかげで四苦八苦する彼女が、知れば知るほど謎の深さにのめり込んでいく様子に、読み手も引き込まれます。
もっとも、QEDで何度も出てきた鬼と製鉄のくだりは何となくついていけるものの、一回読んだくらいじゃ理解には遠いですけどね。
答合わせの役目は担当教官の御子神伶二。
ただし今回はあくまでサポート役で、どこまで自説を披露するかはまだこれから。
どう続くのか楽しみです。

ついでに、いつものように猟奇的殺人事件も起こります。
それについてはもう何も言うまい。
posted by てまり at 00:00| Comment(0) | 高田 崇史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする