いつか あなたを わすれても - 桜木 紫乃, オザワ ミカ認知症の祖母と母、そして自分とのことを思い語る女の子の絵本。
忘れてしまうことは、大切な人たちとの別れを悲しんだり怖がったりしなくてすむための、順番。
たとえ忘れられてしまっても、その人との間にあったことは無くならないから大丈夫。
そしていつかは忘れてしまうことだからこそ、今この時を大切に。
というメッセージはとてもすんなり胸に落ちてきました。
でも私は、少しずつ自分の手元から巣立っていく娘にやきもちを焼いたりしないし、そういう気持ちはわからない。
それに母に忘れられたらきっと、悲しくはなくてもとても寂しいと思う。
男だ女だとか、自分で自分を守れるのが女の人つまり大人だとか、
娘にこういう言い方はしたくないなぁと思うところも。
それでも、自分の言葉でこどもに思いを伝えられるのはすてきだなと思う。
どんなにできることをやったつもりでも、看取りには後悔が残る。
それまでの長い準備期間だと思えば、忘れられるのも悪くないのかもね。