
エレベーターのボタンを全部押さないでください (ホーム社) - 川内有緒
タイトルに惹かれてみたら、『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』作者、有尾さんのエッセイでした。
有緒さん自身の生い立ちや何をどう選択して生きてきたのか、といった生身に近い部分に触れるにつけ、ひたすら、はぁーすごいなと。
私ができないことの言い訳にしてきたあれこれを、足かせだとさえ思わず身軽にどこへでも飛び越えていく彼女の行動力には、驚かされるばかり。
ハラハラしたりしみじみと思いを深めたり、私の人生では経験しえなかった旅をさせてもらった気分でした。
親目線の話は少し柔らかく温かいのも、すてき。
気になるテーマが多い中、行旅死亡人の話は次の宿題になりそうです。










