
彼女がそれも愛と呼ぶなら (幻冬舎単行本) - 一木けい
母親と母の3人目の恋人氷雨、高校生の娘千夏と初めての彼氏、そして友達との関りに、心揺さぶられる場面が多々あった。
自分のために、を優先できない妻の気持ちもわかりすぎて痛かった。
愛とは相手を自由にすること、それは本当にそうだと思う。
けれど人を好きになる時には、恋だったり情とか庇護欲とか、人を縛って離れがたくする気持ちも同時にやってくる。
だから人との関り方は、自分がどう生きるかで選びとっていくしかない。
失敗したり傷つくこともまた、生きている証。
色々な恋愛のカタチがあったけれど、千夏が花梨との友情を取り戻したことが、一番晴れ晴れしく思えた。



