タラニス 死の神の湿った森【電子版特典付き】 (角川書店単行本) - 内藤 了藤堂比奈子シリーズにちらっと登場する、法医昆虫学者ジョージ少年期の物語。
湿地の森にたたずむ因縁深い屋敷、過去の亡霊が夜ごと徘徊し、さびしい少年の心を痛めつける。
怪異とそれに続く不幸、そして真実を求めた少年がたどり着いた先には・・・
という雰囲気満点の世界観と、よもや彼がそういう存在だったとは、とか彼女があの時の・・・などと思いもよらない展開に引き込まれました。
きれいに説明も真相解明も付いて結果、さて本当に怖いのは誰だったのかと思う。
これ単体でも十分おもしろいけれど、やはりこの先の姿を知っていると、法医昆虫学者としての原点がここにあったんだろうなという楽しみ方もあり。
16歳で屋敷を出たとして、あのカタチになるまでの経緯も気になるなぁ